俳優・成宮寛貴さんは、2016年の電撃的な引退から時を経て、今年2025年12月7日に9年ぶりの地上波バラエティ番組『メシドラ』に出演し、大きな話題を集めました。
成宮寛貴さんの活躍を懐かしく思うファンからは「全然変わらない」「相棒のカイト君をまた見たい」といった喜びの声が続出しています。
本記事では、俳優を休業するに至った衝撃的な理由を振り返るとともに、ABEMAドラマや舞台出演といった俳優復帰の事実、そして番組内で語られた現在の充実した生活と独自の価値観について詳しくまとめます。
成宮寛貴の電撃的な休業理由とは?2016年の騒動を振り
成宮寛貴さんが芸能界から姿を消した最大の理由は、信頼していた人物による裏切りとプライバシーの侵害でした。
きっかけは週刊誌報道と「信頼していた友人」の裏切り
成宮寛貴さんが休業を発表した直接のきっかけは、2016年に週刊誌『FRIDAY』で報じられた薬物使用疑惑の記事です。
しかし、所属事務所と成宮寛貴本人は記事の内容を強く否定し、尿検査でも薬物を示す結果は検出されませんでした。
成宮寛貴さん本人の心情に決定的な影響を与えたのは、疑惑そのものではなく、親しい友人を名乗る人物によって私生活の様子を盗撮・流出されたという事態でした。
自身に関するセクシャリティな情報までが意図的に暴露された結果、彼は「人間不信」の状態に陥ることになります。
「消えてなくなりたい」引退当時のコメントの真意
成宮寛貴さんは、一連の報道がプライバシーを著しく侵害したことで、精神的に限界を迎えました。
引退を発表した際の直筆FAXには、
「この仕事をする上で人には絶対知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい、不安と恐怖と絶望感に押しつぶされそうです」
「今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい」
という痛切な思いが綴られていました。
この切実な言葉は、彼が疑惑の真偽よりも、芸能活動を続ける上で必須となる信頼関係と安心できる居場所を失ったことが、休業・引退の最大の理由であったことを物語っています。
海外への渡航と、本名「平宮博重」でのクリエイター活動
芸能界を離れた成宮寛貴は、海外へ渡航し、本名である「平宮博重」として新たな人生をスタートさせました。
成宮寛貴さんは、本名から頭文字をとった自身がプロデュースするアパレル・雑貨ブランド「HN Product」を立ち上げ、デザイナーやクリエイターとして活動を開始しました。
この空白期間は、俳優としての重圧から離れ、一人の人間として再起するための重要な期間となりました。
【祝・復帰】成宮寛貴がついに再始動!ドラマ・バラエティ出演まとめ
成宮寛貴は、2023年末に俳優再開を宣言し、2024年以降、本格的な芸能活動を再始動させています。
2023年末のイベントで「俳優再開」を宣言
成宮寛貴さんは、2023年11月に大阪のボートレース場で行われたトークショーにて、「8年ぶりに俳優の仕事を再開しました」と自身の口でファンに報告しました。
この公の場での宣言は、彼が過去を乗り越え、俳優としてのキャリアを再構築する決意を固めたことを示すものです。
ABEMAドラマ『死ぬほど愛して』で映像作品へ復帰
2024年3月から放送されたABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』で、本格的な映像作品への復帰を果たしました。
彼の復帰作は、地上波ではなく配信ドラマという形式を選んだ点も注目されましたが、これにより彼が俳優として戻ってきたことが確実となりました。
8年ぶりのドラマになります。
— Hiroshige_Narimiya Official (@HN_Product) February 20, 2025
ABEMAオリジナルドラマ「死ぬほど愛して」是非ご覧ください!!#ドラマ#死ぬほど愛して#成宮寛貴#復帰 pic.twitter.com/fpTzAB41S5
9年ぶりの地上波!『メシドラ』出演で語った「緊張」
2025年12月7日に放送された日本テレビ系『メシドラ』で、成宮寛貴さんは9年ぶりに地上波のバラエティ番組に出演しました。
満島真之介、兼近大樹とのドライブを楽しむ彼の姿は大きな話題を呼びました。
番組内で成宮寛貴は、久しぶりの地上波出演に「前夜はドキドキして寝られなかった」と、正直な心境を明かしています。
成宮くん!待ってました!
私の初恋の俳優さん♡またテレビで元気なお姿を見れて嬉しいです!
など待望のテレビ出演に歓喜する声が多く見られました。
成宮寛貴の「現在」の生活は?番組で語られた意外な素顔
成宮寛貴さんは『メシドラ』の放送を通じて、現在の私生活や独特の価値観を明かしました。
トレーニングとハイキングの日々
成宮寛貴さんは、トレーニングやストレッチに行く以外は家にいることが多いと語っています。
また、「人がわちゃわちゃしているところは苦手」「ハイキングが好き」と話し、賑やかな場所を避け、自身のペースで静かに生活を楽しんでいることが分かります。
復帰後も変わらない彼の洗練されたルックスは、こうした健康的なライフスタイルによって維持されていると言えるでしょう。
今後の活動予定は?
成宮寛貴さんは、2025年1月8日から上演される舞台『サド侯爵夫人』に約12年ぶりの舞台主演することが決まっています。
演出家である宮本亞門氏とは、実に25年ぶりにタッグを組むこととなり、彼の俳優としてのキャリア再始動における重要な作品となります。
まとめ
成宮寛貴さんの休業理由は、芸能界特有の人間関係の裏切りとプライバシー侵害によるものであり、彼が精神的な限界に達した結果でした。
しかし、彼はクリエイターとして新しい地盤を築き、現在は舞台やドラマで俳優としての本格的な第二章を歩み始めています。
地上波復帰も果たした成宮寛貴の今後の活躍には、さらなる期待が集まっています。


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