【７年ぶりの快進撃】準決勝進出「たくろう」の正体
M-1グランプリ 2025において、たくろうは7年ぶりとなる準決勝進出を果たし、大きな話題となっています。
たくろうの漫才ネタの根幹にある赤木の独特の不条理な世界観は健在でありながら、きむらバンドのツッコミの技術がさらに洗練されたことが、今年のM-1グランプリで高い評価を得た最大の理由です。
準決勝を前に、たくろうの魅力と進化のポイントを改めて確認しましょう。
プロフィール丸わかり
引用元：吉本興業HP
• 結成日：2016年3月9日
• 所属：吉本興業大阪本社
• NSC大阪校37期生の赤木裕と、36期生のきむらバンド（木村太一）による先輩後輩コンビ
• コンビ名の由来：きむらバンドが好きな木村拓哉の「たく」と、赤木裕が憧れるイチローの「ろう」を組み合わせたもの
• 芸風：漫才とコント。赤木の変則的なボケにきむらバンドが柔らかくツッコむ独自のスタイル
・経歴
2018年「第39回ABCお笑いグランプリ」決勝進出
2018年「M-1グランプリ」準決勝進出(予選12位 敗者復活戦5位)
2019年「第49回NHK上方漫才コンテスト」本選進出
2019年「第8回ytv漫才新人賞決定戦」準優勝
2019年「第6回NHK新人お笑い大賞」決勝進出
2019年「そろそろにちようチャップリンプレゼンツお笑い統一王座GP2019 グランドチャンピオン大会」本選出場
2020年「第50回NHK上方漫才コンテスト」本選進出
2021年「第10回ytv漫才新人賞決定戦」本選進出
漫才の核心！準決勝突破のカギとなる「たくろうの魅力」5大ポイント徹底解説
M-1グランプリ 2025でたくろうが勝ち進むことができたのは、彼らの漫才にある「5つのポイント」が審査員に強く響いたためです。
ポイント1： 【たくろう ネタ】の核となる「緻密に構成された独自の世界観」
たくろうの漫才ネタは、赤木が生み出す「日常の些細なズレ」をテーマに、観客を論理が通用しない世界へと引き込みます。
この独自の世界観の緻密な設計こそが、たくろうのネタの最大の強みです。
ポイント2： ツッコミ・きむらの「脳内を高速言語化」する驚異の技術
きむらバンドのツッコミは、単にボケを否定するだけでなく、赤木の奇妙な発言のどの部分が、どうおかしいのかを瞬時に言語化します。
きむらバンドのこの高速言語化の技術が、たくろうのネタの知的で新しい笑いを生み出しています。
ポイント3： ボケ・赤木が生み出す「日常のズレ」をテーマにした不条理な演技力
赤木は、一見すると普通に見える設定の中で、決定的な不条理な行動や発言を淡々と行います。
赤木の演技力は、たくろうの漫才ネタに欠かせない、説得力のあるシュールさを与えています。
ポイント4： 予選で証明された「ネタのパターン」の豊富さと引き出しの多さ
たくろうは、予選を勝ち上がる中で、単調ではない様々なテーマの漫才ネタを披露しました。
このネタのパターンの多様性は、M-1グランプリという長期戦において、たくろうの評価を安定させる要素となりました。
ポイント5： 努力が実を結んだ「覚悟と熱量」
たくろうの今回の成功は、7年ぶりという時間の中で諦めずにM-1グランプリに挑み続けた覚悟と熱量の賜物です。
たくろうの漫才への真摯な姿勢が、ネタ全体に強い説得力を与えています。
待っていたファンも多いはずです。
M-1準決勝までの道のりとSNSの反応
たくろうは、過去のM-1グランプリの経験から、「独自性が強すぎて観客に伝わりにくい瞬間がある」という課題を克服しました。
今年のネタでは、不条理な設定をきむらバンドのツッコミで丁寧に解説する構成に改善し、たくろうの魅力である世界観を損なわずに大衆性を高めました。
その結果、準決勝進出が決定した際のSNSでは喜びと期待の声が多く寄せられています。
待ってました！
— 日常 (@jmtamaga) November 21, 2025
自分の中では大本命です！
決勝の舞台に立てる様に、いや、優勝目指して下さい！
全力応援します！
まとめ
M-1グランプリ 2025でたくろうが7年ぶりに準決勝に進出した事実は、たくろうの漫才が今、最も高い評価を得ている証明です。
たくろうの快進撃は、偶然ではなく、赤木が生み出す独自の不条理なネタときむらバンドの高速言語化という「5つのポイント」が完成した結果です。
過去の敗退経験を糧にネタを洗練させたたくろうは、漫才師として今がまさに最高の状態にあります。
たくろうの「覚悟と熱量」は準決勝の舞台でも必ず爆発するでしょう。
M-1グランプリ決勝進出という目標に向け、たくろうの渾身の挑戦をぜひリアルタイムで見届けましょう。
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